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「おねえちゃん」であることが嫌だった私にとって、
自分より年上のおねえちゃんの存在はとてもありがたかったし、嬉しかった。
父方のいとこで、親しくしていたのが2人いる。
1人は、10歳以上年が離れたおにいちゃん。
いかにも頼れる兄貴という感じで、いつも優しく声をかけてくれた。
もう1人のおねえちゃんは2歳上で、小さい頃からとてもよく遊んでくれた。
ごっこ遊びをしたことを今でも覚えている。
おねえちゃんが悪者や怪獣役をやってくれた。
弟はヒーロー役で、私はお姫様役をやっていた。
お正月やお盆の時期、おばあちゃん家に集まったら、夜みんなにそれを見せたりして遊んだ。
子どもらしいひとときを、楽しく過ごしていたと思う。
小学校高学年くらいになると、おねえちゃんはなんとなくよそよそしくなっていった。
大人っぽい感じに変わって、子どもの私とは付き合いたくないという感じがして、少し寂しかった。
母方のいとこも、同じく2人いる。
遠方にいるため、たまにしか会えない。
久しぶりに会うと、いつもお互い人見知り全開で始まる。
叔父や叔母が見かねて仲に入り、少しずつ打ち解けるような感じで仲良くなる。
3歳上のおにいちゃんとはあまり絡んだりはしなかった。
弟とは、ゲームを介して仲良く遊んでいるようだった。
2歳上のおねえちゃんは、私と遊ぶのを初めはめんどくさそうにしている感じがした。
それでも、気が合ったこともありよく遊んでもらえた。
時々お泊りもして、当時好きだった漫画りぼんの「赤ずきんチャチャ」の話で盛り上がった。
夜中布団でゴロゴロしながら、好きな役になりきって、声優ごっこみたいなことをして遊んだりした。
その思い出が今でも懐かしい。
翌日、家に帰るのがすごく惜しいくらいで……それぐらい楽しかったのだ。
大人になった今では、会うことも遊ぶこともなくなっていった。
親戚付き合いやいとこ同士と仲良くしている人たちがチラチラいると、
羨ましい気持ちと、
どうしてそんなに長く付き合いが出来るんだろうって不思議に思う。
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