自分の育て直し始めました☆

アダルトチルドレン(AC)やHSP(Highly Sensitive Person)・トラウマ・共依存・森田療法などに興味あり。読書や絵、アニメ、動物が好き。このブログでは私のこれまでを綴ったり、日々のこと、頭の中を整理するためにアウトプットしたり、学んだことをシェアする場所にしたい。

小さかった私へ㉓ 小学生編

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meeeglut.hatenablog.com


学校が休みの日に、母と弟の3人で近くの運動公園に遊びに行った時のことだった。


遊具は特にないのだけど、近くにはサブグラウンド、海や池などお散歩するにはうってつけの場所だった。



何故か私はその時、母達から少し離れて1人で散策してた。


すると、私を呼ぶ男の人の声が聞こえてきた。


目線を前に向けると、約10m先にあるベンチに知らないおじさんが座っている。着てる服がくたびれていて、肌は色黒で痩せていてこちらをニコニコと見ている。声の主はこの人だった。


何か色々声をかけてきたけど、今となってはほとんど忘れてしまっている。


「お嬢ちゃん、こっちにおいで」


おじさんは私にそう言ってきた。一瞬どうしようか迷ったけど、私の危険センサーが反応した。


ちょうどその頃、母から「知らない人のところに行っちゃダメ!」と教わっていたのもあり、本能的にヤバい…と感じたのだろう。


ヤバいと思うと、ニコニコしてるおじさんの笑顔が、なんだか ねちっこくニヤニヤしてるように見えてきた。良い人か悪い人なのかはわからないが、とりあえず怪しさしかない!


私は、おじさんを思いっきり無視して、逃げるように母達のところに走っていった。おじさんが私の後を追って来なかったのは幸いだった。



私は母に「変な人がいる!声をかけられた!」ととにかく怖かったと伝えたけど、苦虫を噛み潰したような顔をして「もう!知らない人について行かないでよ?」と言った。母は虫の居所が悪かったのかもしれない……


私は「大丈夫?怖い思いしたね」と、母が言ってくれるのを期待しただけに少し悲しかった。


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小3以降に、確か小5の頃?にも不審者に声をかけられた事があった。


お盆時期に叔母の家に遊びに行った際、当時叔母が飼っていたイッヌと近所を散歩している時だった。


これもまた同じくおじさんが、家の中から私に声をかけてきた。「遊びにおいで」とこっちへコイコイと手招きしている。


前回の怖かった体験がまだ鮮明に残っていた事が功を奏して、私はイッヌと共にまた全力で逃げた。短距離走は遅いけど、あの時の私は過去最高に足が速かったかもしれない……



母の教えがあったおかげで、難を逃れる事が出来た。学校でも口酸っぱく言われていたのもあったはず。だけど、もし、知らない人や不審者の危険性について誰も教えてくれなかったら、どうなっていたのかと思うとただただ怖い。


おじさん達は、ただ悪気はなく一緒に遊びたかっただけかもしれないが、子どもに気軽に声をかけてくる時点でやっぱり怪しすぎる。


知らないおじさんというのは、あの頃も今の私にとっても未知の脅威だ。もしかしたら、新聞記事に載るような事件になっていたかもしれない。



全力で危機を回避した当時の私の危険センサーは、しっかり良く作動していたのがすごい。


怖い思いをしながらもなんとか逃げきれた自分に「怖い思いしながらよく切り抜けた!エライ!」って言いたい。

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