自分の育て直し始めました☆

アダルトチルドレン(AC)やHSP(Highly Sensitive Person)・トラウマ・共依存・森田療法などに興味あり。読書や絵、アニメ、動物が好き。このブログでは私のこれまでを綴ったり、日々のこと、頭の中を整理するためにアウトプットしたり、学んだことをシェアする場所にしたい。

小さかった私へ㉔ 小学生編

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meeeglut.hatenablog.com


プールの授業に入る前、憂鬱なことがあった。着替える場所の床がヌルヌルとヌメっていたことだ。掃除はしているはずだけど、他の学年も授業で使用してるため、すぐ汚れてしまうのは仕方がない。


潔癖症とまではいかないけど、どうしても気持ち悪く感じていた。足が濡れるのを嫌がる猫の気持ちってこういう感じなのかなって… なんとなくわかる気がしてくる。


ビチャビチャに濡れた床の滑りやすい感触とか、髪の毛があちらこちらに散らかっているのを見るとうんざりした。


それと、プールに入る前に謎の冷たい洗浄液に浸からないといけないのも嫌だった。心臓がビックリする程の冷たさで、思わずヒャーッ!と声が出て変なテンションになった。まるで何かの苦行のようだ。


着替えるのがめんどくさいを含めそれらを除けば、プールの時間は楽しかった。スイミングスクールに通っていたおかげで、水への恐怖はなくなり、泳げることが得意になりつつあった。


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色々思い出しているうちに、ある日の出来事を思い出した。授業の終わりを告げる鐘が鳴り、プールから上がろうとした時だった。


突然、男子が近寄ってきて無言で抱きついてきた。こういう時って驚きのあまり声が出ない。ハッとしてとりあえず何か反応しようとしたら、いきなり私の水着を脱がせようとしてきた。


「へっ?!ちょっと!!」と抵抗するんだけど、男子にこちらの声は届かなかった。変なスイッチが入ってしまったみたいで怖い。


助けを求めようにも、クラスメイトも先生も遠ざかっていて誰もこちらに気づいていない。

「なんで、どうして?」と色々思った。私は裸を見られたくない一心で、とにかく抵抗しまくって なんとか手を振り払いプールから出ることが出来た。


ほんの数十秒の出来事で、もう何がなんだかわからなかった。

気持ちや状況の整理がおぼつかなくて、その直後どんな風に過ごしていたか思い出せない。普通にふるまっていたような気もする。とりあえず、泳ぐことやプールが嫌いにならなかったのは幸いだったかな。



先生に相談したり、友達や親に打ち明けることも出来たはずだけど、当時の私は選択できなかった。“ 恥ずかしかった ”が勝ってしまい、誰にも打ち明けられなかった。


それと、私がこの出来事を話すことで、男子がどうなってしまうのかという不安も少しあった気がする。嫌なことをしてきた相手のことを考えたり、気を遣う必要はないのになあって今なら思う。



男子は私よりも少し小柄だったから、渾身の力をふりしぼって抵抗出来たのはよかった。だけど、もし自分より体格が大きくて力が強い相手だったら… もし私が泳げなかったら……?そう考えるだけでもゾッとしてくる。



なんでこんなことをしてきたのだろう。確かめてないから今でも全くわからない。スカートめくりする感覚で水着を脱がそうとしたのだろうか。もしそうなら理解できないし、したくもない。


その男子とはそれからは特に何事もなかった。もちろん謝ってくることもなかった。


意地悪してきたり、嫌がらせをしてくる男子は本当に苦手だ。男子が女子にする嫌がらせを単なるちょっかいだとか、好きの裏返しでいじめたくなるだとか擁護してくる人はもっと嫌いだ。


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