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唐突に小学生の頃の授業参観日をふりかえる。私にとって授業参観日は、どちらかというとワクワクして落ち着かないイベントだった。お母さんが私を見に来てくれる、、注目されることがとても嬉しかった。
毎日毎日嫌々ながらも学校に行っていたけど、この日ばかりはよくやっていたと思うから偉いと褒めたい。でも大体授業に集中してるようでしていないw 一応、真面目に授業に参加して頑張ってるアピールもしてたと思うけど、そういう時に限って先生に指名されなくて、挙手した手を空しく下ろしたのが多かっただろう。
あと、誰がどの子のお母さんなのか興味が湧いてキョロキョロしがちで、やっぱり先生の話聞いてなかったかもしれない。
そんなんだから、ついつい母がどこにいるのか確認したり、母を見つけたら見つけたで思わず嬉しくなってニヤニヤするのを繰り返していた気がする(我ながら気持ち悪い 笑。)
こういうのって幼少期あたりで卒業してそうだけど、【お母さんこっち見てみてー!】って凄まじい欲求が伝わってくる。母が大好き過ぎて、ここぞとばかりにお母さんを独占できるみたいなね。
あまりにも私がチラチラ見てくるので、ある日の授業参観では母が思いっきりため息をついたように残念そうな表情で私を見つめてきた。
「授業に集中しなさい」という意味を込めての行為だったと今では思うけど、当時の私は母に幻滅されたように思えてショックを受けた。そういえば、スイミングスクールに母が見に来てくれた時にも似たようなことがあった。
確かに、私もしつこかった。かまってちゃんみたいだったし、すごく鬱陶しいと感じただろう。
母には、ただ笑ってこちらを見ていてほしかっただけなのに、残念そうな顔をされるのはすごく不本意だったなあ。
嫌な思い出ばかりではないけど、授業参観の記憶を想起すると、まず先にこのほんのり苦く悲しくなった感情がくる。
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