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小学生になる前に、お父さんにランドセルと勉強机を買ってもらった。
私はとても喜んで嬉しくしていた。
だけど、弟が「ボクも欲しいよ~」と、拗ねて泣きそうになっていた。
お父さんは「まだ小学生になってないからダメだ」と言う…
そう言われた弟は納得しなかった。
まだグズグズしている(´;︵;`)
この光景を見ていた私は、なんだかすごく悲しくなった。
嬉しいとか、買ってもらえた優越感を味わってはいけない・・・ そう思った。
ぶっちゃけさ、、、
「なんで私までこんな気持ちにならないといけないの?!」ってモヤモヤした。
何を言われたか、今ではよく覚えていないけど、弟に対するお父さんの言動がすごく無神経だったと、子どもながらに感じていた。
ひどく弟のことを馬鹿にした物の言い方。
兄弟を傷つけられて、私は本当に悔しかったんだと思う。
許せなくて私はお父さんに怒った。
けど、お父さんは私らを〝子どものくせに〟と言わんばかりの態度で、見下すかのように鼻でフンと笑った。
お父さんには、もっと弟の話を聞いてほしかった…
弟の気持ちを、頭ごなしに否定して抑え込んだりしないで、話を聞いてほしかった。
弟の感情に寄り添ったり、共感してもらいたかった。
あと、ひどい言葉を言ったり、人を傷つけたり、誤った行為をしたのなら、一言私たちに謝って欲しかった。
親だからって全部が全部正しいとは限らないのに。
「このわからず屋!」
「馬鹿!」
「お前なんか父親じゃない!!」
「大っ嫌いだーーー!!」
私のなかにある父親に対する攻撃性…
これは、今も変わらずにある。
あと、弟のことを嫌いになっちゃダメとか、複雑な気持ちを抱えながら、ジレンマに苦しんでいた。
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