自分の育て直し始めました☆

アダルトチルドレン(AC)やHSP(Highly Sensitive Person)・トラウマ・共依存・森田療法などに興味あり。読書や絵、アニメ、動物が好き。このブログでは私のこれまでを綴ったり、日々のこと、頭の中を整理するためにアウトプットしたり、学んだことをシェアする場所にしたい。

『親を殺したくなったら読む本~「親に疲れた症候群」の治し方~』読了

物騒なタイトルに不穏が漂ってる感が否めない・・・

初めは思わず借りるのをためらいました。





でも、やっぱり読んでみたいから、5冊以上の本の中に忍ばせて借りて読んでみました。


まるで、いかにエロ本を手に入れようかと模索してる男子高校生みたいな気分。

いや、今の男子高校生はそんな事しないか・・・と、ジェネレーションギャップで勝手に自爆しそう…(;´・ω・)





脱線してしまいました、戻ります。

「親に対して恨みや憎しみを抱くのは普通のことだから、気にしない方がいいですよ。
自分の感情を否定し、抑圧しようとすると余計にストレスになるので、
『親に憎しみが湧くことがあるのは当たり前』と受け流しましょう。」


P.35 第一章 親に苦しむ人がなぜ増えているのか/7割近くの人が親にストレスを感じている より

家族間の殺人事件がほんとに多い。


最近だと、練馬で起きた元事務次官の長男殺害事件がまだ記憶に新しい。


ニュースに流れているのを目にする度に、どうしても他人事には思えない自分がいる。


私も、親に対してネガティブな感情や、強い憎しみがあるからだ。


この本を読んでいなかったら、私も加害者になっていたと思えてならない。



誤解してほしくないのですが、私は好きで親に対してモヤモヤしているのではないということ。


育ててもらった恩を仇で返すようなことはしたくなかった。


本当は、親を憎みたくはなかったし、素直に感謝したかったし、尊敬の念を抱きたかったです。



自分のなかにある憎悪を味わい、認めていくと、わかってもらえてスッと楽になるのを感じる。


恨み続けるって労力消費するから、そんな時間を減らして、


自分が楽で、気持ちが穏やかでいられることを選択していこうと考えています。


他人同士はもちろん、親子間でも相手への配慮は常識であると、著者は語っています。


本では、母親や父親との関係を見直すヒントや


親の介護問題、さらに自分の子育てにおいて毒親にならない為に守りたいことなどがまとめられています。


仲良し家族に憧れていたけど、それは幻想でしかないのだと、良い意味で夢見なくて済みます。


最後に、最終章で紹介されていたものを載せます。

1.仲良し家族に夢見ない

2.家族べったりにならない 親と子ども、適度に距離を置く

3.家事や育児は、夫婦が共同で遂行する義務だと考える

4.子どもが高校卒業したら育児は卒業。子どもを自立させて あとは対等な大人として付き合っていく

5.家族のために自分を犠牲にしない 「無理なことは無理!」とはっきり主張する

6.家族に愛情を期待しない 家族に愛情を押しつけない
7.「家族は居心地の悪いくらいが ちょうどいい」と心得る


P.171~172 第6章 「家族という病」の治し方/家族という病に陥らないための7箇条 より

親の事でやきもきした子ども側なら読む人は多いだろうけど、


親側の立場である人は、この本を避けそうな気がした。

目が痛くなる内容も多いから。


親になるなら、この本は読んでた方がいいと思う内容ばかりです。



最近、ひきポス読むのでこちらの記事も参考にどうぞ。


www.hikipos.info