あなたにとって1番大切な人は誰ですか?
- 作者: 水島広子
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2004/08/01
- メディア: 単行本
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P.25より
「重要な他者」というのは、もっとも気持ちを許せる身近な存在(他者)であるわけだから、ついつい甘えて我慢を強いてしまうという矛盾した事態に陥りがちです。
「重要な他者」との関係が良好でなければ、自らの健康も損なわれるということを考えれば、我慢を強いるどころか、1番大切にしなければならないといえます。
「重要な他者」は第1層にあたる部分で、そのなかに家族、親友、恋人やパートナーなど、人によって様々です。
( ´~` )・・・私、この辺りが微妙なんだよなぁ、、
AC(アダルトチルドレン)の場合だと、ここに家族がいない場合もあると思うのです。
第2層は親戚や友人…
第3層は仕事上で関わってくる人達~…だったかな?近隣の人もおそらくこちらに該当するかもですが、親密度合いによっては変わりそうです。
男性の方で、仕事上の付き合いを第1層に置くことが特に多くみられるとありました。
奥さんや子どもがいる場合、どっちが大事なのか?
家族だから・・・といって我慢を強いるようなことしてないか?改めて考えてほしいといった内容も書かれてました。
・・・・仕事上のお付き合いって、家族関係と比べたらいつまで続くものかわかりません。
あと、ストレスの元が大体対人関係からくるものが多く、それが原因で、うつとか心身の不調が出てくるということ。
そのなかで、過食症の患者さんの場合、対人関係のストレスが高まると過食の症状がひどくなる、というパターンをとる方が少なくないと書かれてありました。
(´⌒`)嗜癖や依存症とかも、そういうストレスから問題をこじらせてるのではないかと思えました。
私の場合は、お酒で鬱憤を晴らす等していました。
第3章では、コミュニケーションを円滑に図る為の基本的なことを下に箇条書きであげてみました。
・「重要な他者」との関係をチェックする
・やるべきことに優先順位をつけよう
・できるだけ「言葉」で伝える
・間接的な言葉は誤解のもと
・相手はわかっているはずだと思い込まない
・勝手に納得しない
・むずかしい時は手紙で伝える
本書を読んでいくうちに、嫌というほど目の当たりにする己のコミュニケーションパターン・・・
勝手に納得して、人付き合いからフェードアウトしていった事が何度もあって、実際どうだったかわかんないものも少なからずあったかもしれません。
大切な人を失ったときの上手な立ち直り方(悲哀のプロセス)や、相手とのズレに悩むとき、
変化を上手に乗り越えていく方法や、様々な困難に直面した際の対策、コミュニケーションに失敗したときなどなど、本書で紹介されてます。
不安があって当たり前。
相手の言動と自己評価を関連づけない。
コミュニケーションに不安を感じたり、勇気が出ないときとか手にとってみてはいかがでしょうか?
ヒントになりそうな事を、この前ノートにメモったので、久しぶりに読み返してみたところ、、
P.157 人見知りタイプの場合より
「距離の遠い人にはひどく遠慮してしまうが、一旦親しくなると距離が近づきすぎてしまって依存しきってしまうというタイプです。
こういう人は、身近な人に無理を要求してしまったり、常に一緒にいることを押しつけたりという付き合い方をして、相手に負担を与えます。
こういうケースは、実は「第3層との付き合いが苦手」というだけの話だけでなく、立派に「重要な他者」との関係も障害されてます。
oh......(ノ゚Д゚)ノ
思わず、過去の恋愛を思い出しました。
てか、友達付き合いも、好きな子にはベッタリしてたいたし、私の事ウザいって思われてたかもしれないなぁ… わからないけど…。
「対人関係の欠如」
・・・まさにそうだなってなりました。
読んだ時もショックだったけど、確かにって響くものがあります。
でも、めげない。
これから新たに築いていけばいいし( ˙-˙ )౨