相手との距離感
初めて会ったにも関わらず、距離感をつかめない男性からのLINE内容の魚拓がとられていた。
「今忙しいのかもしれない…」と相手のことを気遣ったり慮るどころか、返信がないことに腹を立てている。自分を蔑ろにされたと感じてひどく傷ついたのかもしれない。“ 君のために忠告している ”と言いつつ、結局は自分の都合ばかり考えているのがスケスケだ。まるで「私は心の狭い人間です」と長たらしく文面で公言している。
こういうタイプの人にすぐ「ごめんなさい」と下手に返したら、それをいいことにつけあがって上から目線で色々要求してきそうな気がする。お説教や自論を唱えるのが好きそうで、モラハラ臭がこちらまでプンプンしてくる。
そのLINEを受けた女性が、就活でありがちなお祈りメールを返しているのが秀逸で笑えた。それなのに、察することも出来ずイラついたLINEを返す彼にもまた笑ってしまった。
好きなブロガーさんも変な人に絡まれたようだ。有益な情報はありがたいけど、本人が情報を求めてもいないのに、良かれと思ってクソバイスしてくるのはしんどい。こちらも読んでいてうんざりさせられた。
文面を読み取る力がなくて察することが出来ないのか？
相手にＮＯといわれているのを認めたくないのか？
相手を助けたいというよりも自分を助けてほしくて、かまってもらいたくて、、
相手に淡い期待をしてメールをよこしてくるのか？
全くわからないけれど、こういう相手には毅然とした態度でＮＯと伝えることが必要なのだと改めて思う。話してわかる相手じゃなければ、SNSの場合はブロックやミュートしたり、一時的にアカウントの鍵をかけるなり色々方法はある。現実世界であればなかなかそうもいかないから、やはり自分を表現する練習をしてスキルを身につけていくことが大切だ。
似たようなことを先日noteにも書いていた。
人の振り見て我が振り直せ
自分のことを棚に上げて書いてしまったけど、私も人との距離感をつかめず色々やらかしてきた。思わず笑っちゃったけど、これがもし自分だったら笑えない。だから、こういう風にさらされている人たちを知ると、やらかしたあの頃を思い出す。LINEの既読スルーをされるのが嫌だと感じる自分や、見返りを求めるようなやりとりをしていた自分、かまってちゃんの自分もいた。読んでて目が痛くなってくる・・・痛すぎる。
自分がされて嫌なことを無意識で相手にやってしまったという後悔と罪悪感は、時間が経ってから襲ってきた。自分がされて嬉しいことでも、人によってはそれが嫌なことで有難迷惑になることだってある。それがわかっただけでも良かったかもしれない。
私は、思い込みの癖がすごい。それと、あえて被害妄想をして自分を守ろうとする防衛機制が強く働くから、尚更気をつけないといけない。「蔑ろにされた～！傷つけられた～！」と内心わめき散らすこともあるだろうけど、一時の感情に流されるまま行動して、相手の領域を侵害してはいけない。
本当にそうなのか？冷静になることで見えなかったことが見えてくるかもしれない。一旦落ち着くように努力しよう。相手のペースに合わせて待つことを学んだ方がいい。それだけにとらわれず自分の時間に戻っていくことも大事だ。
