自分の育て直し始めました☆

アダルトチルドレン(AC)やHSP(Highly Sensitive Person)・トラウマ・共依存・森田療法などに興味あり。読書や絵、アニメ、動物が好き。このブログでは私のこれまでを綴ったり、日々のこと、頭の中を整理するためにアウトプットしたり、学んだことをシェアする場所にしたい。

手にすることが出来なかったひとつの幸せ

うつ病を患ったら保険に加入出来ない」と当時付き合っていた彼が教えてくれた。保険のことを知人から詳しく聞いたそうだが、どういうつもりで鬱々している私に言ったのだろうかとたまに深く考えてしまいそうになる。


何もしていないで暇だとろくなことしか考えない。
ただ事実として言っただけで、私の認知が歪んでいて受けとめ方がまずい気がする。内面では「傷ついた」と騒いでるからだ。


詳しくは調べてないけど、今は入れる保険もあるみたいだ。あれからだいぶ時間が経った。しばらく心療内科を受診していないし、病名もつくのかわからない。

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その彼がInstagramで赤ちゃんの写真を投稿していたのを目にした。彼が結婚したことも知らなかったし、さらに子どもが生まれたと同時に色々知って圧倒されて驚いた。

ちょうどその頃、買い物で移動中だった私は車内で号泣した。


復縁することはもう無理だと思ってやめたし、こういう日はいつか訪れるだろうとなんとなくわかっていた。

わかっていたつもりだったから余計に、予想以上にショックだったんだなと実感させられた。スーパーに入っても涙がなかなか止まらなくて、マスクをしていて良かったと心底思った。


断酒前だったその頃投げやりになっていたのも重なり、やけ酒が増えてしまった。ひどい二日酔いをして吐くまで飲んでいた。

グロッキー状態の頭の中で、元々このアプリは自分に合わないと嫌気がさしていた。発信したいことは特にないし、映えを意識する程毎日を楽しんでもいない。


やめればいいのに、彼の近況をついつい知ろうとすればするほど自分に悪影響を及ぼすのであればと考え、ようやくInstagramをやめることにした。


「パートナーがどんな人か分からないけど、心身健やかな人と結婚して子どもも生まれて良かったですね。どうか末永く幸せにね」って嘘っぽい乾いた言葉しか出てこない。元彼の幸せを素直に祝福できる寛大さが、私にはこれっぽっちもない。


この人と共に一生を添い遂げたい……そう初めて思えた人だった。だけど、彼との関係を築いていくことを怠ってあきらめてしまったのは私が先だ。


自分が大切にしたいものを見失う愚かさを、これでもかというくらい味わってきた。願いが叶わない苦しみがあることを死にたくなるくらい知った。

彼の隣に居るのは私だと信じて疑わなかったあの頃がだいぶ遠い昔のことのようで懐かしい。


パートナーは共に成長し合える人がいいと彼は望んでいた。私はその相手にふさわしくないという烙印を押された気がしてすごくショックだった。今でもたまにそう思うことがある。


でも、自分を高めて向上していくことは己ひとりでもやれるし出来るのだと少し意地になっている。相互に成長していくなんて、時と場合によってはかなり困難ではないか。

人間としてのレベルが高くないと、相互に成長していくことは難しい気がする。健康で調子がいい時ばかりが続かない。病んでしまう時だってある。


一時的に辛さを分かち合い、共感して、寄り添ってくれたこともあったけど、結局辛さやしんどさは本人にしかわからない。逆も同じで、私も相手の苦しみを100%理解することは無理なのだ。病んでる私と付き合い続けるのは大変だっただろう。


あの頃よりは幾分マシになったかもだけど、「まだまだメンがヘラっている私よりいい人に出会えてよかったですね」って、やっぱり他人事みたいな言葉しか出てこない。


悲しい…辛い気持ちに蓋をして、ひとつの幸せを手にすることが出来ない自分にムカついている。満たされていないから自分を満たしてあげようとは思う。