先日Abema PrimeでHSPの特集番組が放送された。他にも、リアルタイムでは視聴出来なかった番組があっても、視聴した人が字幕起こしして記事にまとめてくれたり、感想などを後から追ってチェック出来た。
HSP・HSC気質が少しずつメディアで取り上げてもらえるのが増えてきて、とても嬉しいし、ありがたい。
先週、Eテレのバリバラという番組でHSCについて取り上げられた。
スタジオ収録・・・眩しいライトや初めて会う人達ばかりの空間、刺激にさらされながら元気君すごく緊張しただろうなあって思ったけど、堂々として落ち着いて話をしていたことがすごかった。取材での受け答えの時も、少し大人っぽさを印象を受けて、思わずおぉ~ってなった。
彼はこの日に向けて、様々な準備や努力をしてきたのだろう。そう思うと、上から目線みたいで申し訳ないけど「よく頑張った!エライ!」と言いたくなる。
元気君のおばあちゃんが彼の登校を促そうと声かけをしたり、学校に申し訳なさそうに電話をかけたり、あからさまにがっかりするおばあちゃんの反応など、こちらも見ていて苦しくなるのと同時に、正直腹立たしいものを感じていた。
というのも、私の母親も過去にこのおばあちゃんのような接し方をしていたからだろう。風邪をひいているわけでもないのに、学校に行き渋る自分に怒ったり、うんざりした顔で「早く学校に行く支度しなさい!」と言う。そんな小学生の頃の記憶が鮮明に流れた。
おばあちゃんの反応が元気君の心にグサグサきただろうけど、それでも「おばあちゃんと分かり合いたい!」と話していた彼がすごいし偉いと思った。私だったら、自分のことをもっとわかってもらいたいと努力する前にもう心折れちゃっている。だから余計に素晴らしいのだ。
大切なひとだからこそ、がっかりしてるの見たくないから本音言えなくなるのわかりみが深い。
— ぼっちぼち。 (@yuzu_wakaa) 2019年8月30日
NHK Eテレ「バリバラ」
「敏感くんのゆううつ~HSCの子どもたち~」 #バリバラ #TVer #HSP #HSC
htt https://t.co/xBf8YIQz5T
理解し合う姿勢って大切。ただ、難しいところもある。
理解し合いたいと頑張り過ぎて疲弊してしまうくらいなら、距離を置いたり、表面的な会話をする程度にとどめるのも私はアリだと思っている。人によって適切な距離感はある。それは大切な人でも同じである。理解者は少なくてもいい。みんなにわかってもらえなくてもいい。
番組企画で、元気君とおばあちゃんが2人一緒に出かけて、鯉にエサをやったり、食事をしたりなど、同じ空間でどんなことを感じたり思っているかをノートに書きこみ、それを交換して見せ合ったりするのはとても興味深かった。
着眼点や捉え方が2人それぞれ全く異なるので観ていて面白かった。「自分がこう感じている、だから相手も同じだ」と考えていたものが崩されるので、実際誰かとこういうのをやってみたくなった。実際には無理かもだけど、他のバージョンでも企画でまたやってもらいたい。
世界をどう見ているのか。この場面で何を思うか。感覚がそれぞれ違うことを思い知れば、お互いへの理解はさらに深まるだろう。
2人が背中合わせで本音を伝える場面も感動的だったけど、おばあちゃんが自分の娘(元気君のお母さん)に対して、「あなたの育て方が悪い」と責めたことを謝罪した場面で、涙が止まらなかった。
子育てが大変ななかで、母親からそう責められてお母さん相当傷ついたはずだろうし、辛かっただろう。元気君を理解していくことを通して、おばあちゃんとお母さんの関係がより良好になっていって本当によかった。
またバリバラでHSC・HSPの特集やってほしい!人によって過敏さは様々で異なるから、色んなHSPやHSCの人たちが登場するのを観てみたいと思う。
突然ですが、、私のおすすめラジオ番組を紹介します☆
先日思い切ってDMを送ってみたら、なんとお便りが採用され読んでもらえました♬私のnoteの宣伝までしてもらえて、とても嬉しかったです☺
お便りをくださった ぼっちぼち。さん(@yuzu_wakaa)のnoteは下記リンクからご覧いただけます。ご自身の過去や、感じたこと、本(HSP、メンタルヘルス、家庭環境 等)に関する感想、考察もされています。
— HSPのつながるラジオ (@hsp_tsunagaru) 2019年8月31日
ぼっちぼち。さんのnote: https://t.co/vM6nFxXJKV
以前、私が読んだHSPを知るきっかけになった本の記事も貼っておきます。
HSP関連の本について、随時いくつか紹介していく予定なのでお楽しみに(/・ω・)/
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