自分の育て直し始めました☆

アダルトチルドレン(AC)やHSP(Highly Sensitive Person)・トラウマ・共依存・森田療法などに興味あり。読書や絵、アニメ、動物が好き。このブログでは私のこれまでを綴ったり、日々のこと、頭の中を整理するためにアウトプットしたり、学んだことをシェアする場所にしたい。

映画『明日、君がいない』を観た感想 ※ネタバレ注意

あらすじ

eiga.com



観ようと思ったきっかけ

心が病み病み状態だった時(たぶん今年の初め頃)に観た映画。


希死念慮におおわれている時は、リア充爆発しろ~とか、ハッピーエンドとかくそくらえとなるので、


どうしてもズーンと重たくて暗いのを探して観てしまう。


調べてたら「自殺」という言葉に惹かれて、あらすじを読んだらさらに興味を持った。


非常に見応えある作品

インタビュー形式で物語が展開していくので、1人1人それぞれの視点で観られるし、


共感できるポイントがあって、とてもわかりやすかったです。


それぞれみんな苦しい。


色んな辛さを抱えて、死にたい気持ちがあるということ。


リア充っぽく見えても、当人にしかわからない痛みがある。



生きづらさを抱えても、誰かに悩みを打ち明けたり、辛さを吐き出せる人はまだ救いがある方なんだと思う。


でも、10代の頃って住む世界によっては、

ヘルプを出せる場や人に恵まれてるかどうかで変わってくる。



一体、誰が自殺してしまったのか?


登場人物の誰にでも当てはまりそうで全く読めなかっただけに、ラストは私の予想外で衝撃的だった。




自殺してしまった子は、たわいのない日常の事をユーモア交えて楽しそうに話している。


あぁ、誰かこの子の苦悩に気づける人が居なかったのかと思うと、すごく切なくて泣けてしまった。


誰とも深いつながりが持てず、存在感がうすい。


誰かに必要とされたり、頼られるということはとても幸せなんだよね。



みんなの輪の中に居る時の孤独感は、1人でいる時の孤独よりも非常にしんどい。


自分の学生時代を思い出させるものがありました。


友達といても、私ってあまり重要とされてなかったというか、ずっと疎外感を感じていた。


「私、存在してもしなくても意味ないのかな?」って悩んでたなぁって。



孤独や疎外感をわかちあえる人、打ち明けらても否定されない・・・


そんな安心できる居場所があればよかったなぁと思う。


観る時は注意した方がいいと私は思う

いじめや暴行、トラウマを呼び起こしそうな残酷なシーンもあるため、


人によってはフラバして、引きずりそうな内容だったとふり返ります。


私は、積極的に誰かにおすすめはしないと思う。


ちょうど自分のなかにある同じくらいの暗さ・闇に近い作品を観たくて観たから、


あまり後悔はないけど、また観ようとはならないかな。