今年1月末~2月上旬にかけて参加してきたひきこもり勉強会について、メモったことをまとめました。
今日は、昨日UPした記事の続き。。
勉強会2日目で、DVDで紹介されてたことをまとめた内容になります。
Q.当事者を医療につなげる方法
・まずは、家族のみで心療内科等に通院してみる
・家族が相談して、当事者本人が医療を受ける必要性があるかどうかを理解する
親御さんが相談に通い始めたことを、適切な機会(タイミングが難しいかもだけど)になるべく早く、「あなたのことが心配なので相談に通っている」ということや、先生に会ってみた印象などを話してみる
※可能なら、本人に「良かったら来てもらえる?」とたずねてみる
大切なことは…
通院する当日の朝、本人に声かけて1回だけ誘ってみる(何度もしつこく誘わないようにする)
「行かない」と断られたら、親だけ行くようにすること
当事者自身が自分の状態を不安に感じたり、病院が怖いとか、ただでさえ外へ出ることにも恐怖を感じる子もいる
なので、無理矢理親御さんが連れ出そうとすると、家族関係がさらに悪化していく可能性がある
だから慎重に、子どもが「行ってみたい」という意思が湧いてくるまで続けていく…
Q.お小遣いは渡した方がいいのか
・月額を決めて渡す
・お金の使い道は本人の自由で
・お金がなくなっても補充はしない
お金を渡さない=「あなたは働かなくていい」というメッセージになる…
「お金渡さなくていいよ」と拒否する人もなかにはいるが、お金がないと人は欲が枯渇していく
DVDに登場した元当事者の方は「動きたくても動けないから、お金は必要!理由は、居場所へ行く交通費や、食事などの出費があるから」と話されていた
また、家事をしてお小遣いを貰うという〝家での就労支援〟といった形で、働くという事を家事を通して学んでいくきっかけにもなる
Q.家庭内暴力への対応
まず、家庭内暴力が起こる条件が2つ
・家庭が密室化していること
・子どもが退行化している
密室化を防ぐために、来客を積極的に受け入れる
子どもに接する時、ベタベタとスキンシップして、子ども扱いするのはよくない
対等な立場で対話をすることを心がけ、言葉にならない思いや訴えを聞く
避けてほしいことは、、
・暴力からの強制入院→治療は失敗を招きやすい
・暴力に暴力で抑え込むことはタブー(暴力を受け入れることになってしまうので)
暴力が起きたら…
・暴力を拒否する姿勢を見せる!
※親が罪悪感を感じていて、暴力を拒否しないことが多々あるが、しっかりと「嫌です」「されたくない」という姿勢で毅然と言っていい
・あらかじめ、次に暴力をふるったら警察に通報する、あるいは自分たちが避難する等を伝えておく。口だけで終わらせず、もし暴力が起きたら実行する
・・・・・大雑把にメモったものをあげておりますが、私自身の解釈も多少混じってて、分かりにくい箇所もありますので、
斎藤 環さんの著書などから、詳しく理解することが出来るかと思います。
ここからは私のひとりごとになりますが、DVDでの話の流れで、元当事者の方が「子は親の事が大好きで、親を愛している」と話されていました。
※個人の考えを批判はするつもりはありません
遅い反抗期みたいなのがきてる私にとって、その言葉はすごくゾワゾワさせられるものがありました(; ´⊙Д⊙)
親がめっちゃ大好き~と思えない自分がいる。
〝親が好きじゃないとか、親へのありがたさや感謝の気持ちが足りないのはおかしいのか〟
とモヤモヤしたり、口だけ感謝を伝えてもなんだか嘘っぱちな気がする。
感謝出来る点と、そうじゃない点が、私のなかで混ざりあっている。
でも、憎悪と愛情は表裏一体だから、何とも言えないのですが( ・᷄ὢ・᷅ )
あとね、、親から「あなたのためを思って」と子に伝えるということもね…
モヤモヤワードだよ、これ。。
子どものことを思って、言っているんでしょうが、、、
実際は、親自身のために子どもに言ったり、やったりしてるんじゃないのか?
そんなカラクリが最近わかってきて、腑に落ちてきたからでしょうか・・・・
もうホント、おえええええ~・・・・って感じ(´°ω°`)↯↯
でも、親御さんの気持ちを通して、自分の親に対して、ここは助けられてると思うことや、恵まれてる点を改めて気づくことができた。
勉強会3日目最終日の記事は、明日UPさせていただきます。